死刑台のエレベーター

若干25歳で撮ったルイ・マル監督のデビュー作で、
ヌーヴェル・ヴァーグを代表する1本。情事相手の夫を殺した男が、
犯行直後にエレベーターに閉じ込められるサスペンスが、
マイルス・ディビスの即興ジャズをバックに描かれる。
情事に溺れた行き場のない男女を、
モーリス・ロネジャンヌ・モローが虚無感を漂わせて好演。
深みのあるモノクロ撮影も秀逸。
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